ポートレートが得意なリーズナブルな単焦点レンズ。
Canon EFレンズ EF50mm F1.8 II

中望遠の焦点距離と明るい開放絞り値が、ポートレートにフィット。

ポートレートをきれいに撮るには、
人以外の余計なモノ、例えば背景に写り込むようなものを
無くしてしまうのが良いです。

このレンズのように焦点距離が
３５ｍｍ判換算で８０ｍｍ程度の中望遠レンズは（EOS Mで使った場合）
撮りたい人物と適度な距離を置きつつ、
背景に余計なモノが写らないように、アップで撮るのに
ちょうど良い焦点距離です。

撮る人物と会話できるぐらいの距離で撮れるので、
リラックスした自然な表情や撮りたい表情を見せてもらいやすくなります。

トップクラスの明るい開放絞り値は、開放付近で使うと
きれいに、そして大きく背景をぼかす事ができます。
はっきり写り過ぎて、人物以外の印象が強くなるのを
ボカしてしまうのは、ポートレートに基本テクニック。

目だけにピント合わせて、他の顔のパーツをボカしてしまうと
目の印象が強くなり、かわいく撮ったりもできます。

これレンズのもうひとつの大きな特徴は、
交換レンズとしては、格安の価格です。

販売価格が事実上、１万円を切るこのレンズは、
高価なものが多い、交換レンズの中でも、異質にさえ感じます。
もちろん、安いだけでなく、十分以上なのは、すでに書いてある通り。

EOS MではＥＦレンズを使う場合、
Canon マウントアダプター EF-EOSMが別に必要になるので、
低価格で買えるこのレンズは、初めての交換レンズにもおすすめです。

注意：
このレンズをEOS Mで使うには、
Canon マウントアダプター EF-EOSM が必ず必要です。